【初心者向け】自動車のタイヤを自分で手組みする方法

私は普段から自動車のタイヤを自分で手組み(ゴムの部分の脱着)しています。

使っている道具は、ホームセンターで売っているような「タイヤレバー(1000円ぐらい)」と「根性」だけ(笑)

このようにタイヤの手組みが出来るようになると、ヤフオクで格安中古タイヤを落札&自分でタイヤを組み換えで、自動車一台当たり年間2~3万円の節約になります。

今回は、そんな自分でタイヤを手組みする方法について、写真付きで詳しく解説していきます。

なお、ホイール付きのタイヤを交換する方法(夏タイヤ→スタッドレスタイヤ)は、こちらの記事が参考になると思います。

>>【初心者向け】自分でDIYタイヤ交換する方法を徹底解説

タイヤ組み換えに必要なもの

まずはじめに、タイヤ組み換えに必要なものについてお話していきます。

【必要なものその1】タイヤレバー

タイヤ交換で使うタイヤレバー

タイヤを組み替える際に使うのが、タイヤレバーと呼ばれる工具です。

この工具を、タイヤとホイールの間に差し込んで力を入れていくと、ホイールからタイヤを取り外すことができるようになります。

タイヤレバーを使って自動車のタイヤを自分で組み換える方法

このタイヤレバーは、ホームセンターなどで2本で1000円ぐらいで手に入れることができます。

【必要なものその2】ビードクリーム

次に必要なものは、ビードクリームと呼ばれるタイヤに塗りつけるグリスです。

出典)マルニ工業 タイヤビード部用潤滑剤 ビートワックス40g B.PW-109|Amazon

新しいタイヤをホイールに組み込む際に、タイヤのビード部に塗ることで、タイヤの組み込み(挿入)が楽に行えるようになります。

ビードワックスは、ホームセンターやネットショップなどで数百円で手に入れることができると思います。

ちなみに、ビードクリーム(ビードワックス)の代わりに、シリコンスプレーを代用することもできますので、ご参考まで。

【必要なものその3】タイヤ着脱に必要な物(車載工具など)

ノアの車載工具

タイヤを組み替えるためにはタイヤを車から取り外す必要がありますので、車載工具(ジャッキ、ホイールレンチなど)を準備しておきましょう。

タイヤ組み換えの全体イメージ

まず、動画を見ることが出来る人は、こちらの動画をご覧ください。

この動画は、タイヤレバーだけを使ってタイヤを組み換えていますので、タイヤ組み換えのざっくりとした全体イメージが分かると思います。

自分で自動車のタイヤを組み換える方法
  • 所要時間;約30分(移動時間含まず)
  • 工具;タイヤレバー、ハンマー、L字金具、 シリコンスプレー

具体的なタイヤ手組みの方法

それでは、具体的なタイヤの手組み方法についてお話ししていきます。

1.前準備

カバーを取り外して、タイヤの空気を抜く

まずは、タイヤについているキャップを取り外し、タイヤの空気を抜いていきます。

2.ホイールにかた~く張り付いているタイヤのビードを外す

L字の金具とハンマーでホイールからタイヤのリムを外す

ホイールにかた~く張り付いているタイヤをL字金具とハンマーを使って剥がしていきます。

3.タイヤレバーを使って更にホイールとタイヤ隙間を広げる

タイヤレバーを使ってホイールとタイヤのリムの隙間を広げる

今度は、タイヤレバーのまっすぐな部分を使って、ホイールとタイヤの隙間を全周にわたって徐々に広げていきます。

この時点ではまだタイヤとホイールがしっかりくっついていて、外れる感じはありません。

4.タイヤレバーの曲がっている部分を使ってホイールとタイヤを分離

タイヤレバーの曲がっている部分を使ってホイールとタイヤを引き剥がす

今度は、タイヤレバーの曲がっている部分を使って、ホイールとタイヤを分離します。

タイヤのビードがはまっているホイールの凸部分

自動車のチューブレスタイヤの場合、ホイール側にこのような凹があり、タイヤのビードはこのホイールの凹にしっかりとはまっています。

タイヤのビードにタイヤレバーの曲がっている部分を引っ掛けて、思いっきり力を入れましょう。

タイヤの上に乗って揉みながら外す

一箇所外すことができたらタイヤの上に乗って、足でタイヤを揉みながら全周を外していきます。

【補足】ビードを簡単に外す裏技

ただ、タイヤレバーでビードを外すのにはコツや経験、そして何より根気が要ります。

ちゃちゃっとタイヤのビードを外した場合は、先ほど紹介したような単管パイプのビードブレイカーを使うことをおすすめします。

単管パイプで作ったビードブレーカー

材料はホームセンターで購入した、単管パイプ2m×2本、50cm×1本、自在クランプ(回転するタイプ)×2個です。

自作ビードブレーカーの単管パイプを押し上げる

このビードブレイカーを使ってビードを外すコツは、タイヤブレイカーを使う前に、タイヤとホイールの間にしっかりとシリコングリスを吹き付けておくことと、タイヤブレイカーの下にレンガなどを敷き、タイヤがタイヤブレイカーと反対側に少し傾けておき、ホイールがタイヤブレイカー側に浮き上がってくこと防ぐことです。

このポイントさえ守って作業すれば、タイヤレバーではびくともしなかったあの硬いビードも簡単に外すことができますよ。

なお、ビードブレーカーの詳しい作り方は、こちらの記事が参考になると思います。

>>【単管パイプ】格安ビードブレイカーの作り方(自動車用)

この他にも、油圧ジャッキを使ったビード落としの方法もありますので、ご参考まで。

>>油圧ジャッキを使って硬いタイヤのビードを落とす方法

5.反対側も同作業

反対側も1~4と同じ作業をやりましょう。

6.ホイールからタイヤを外す(表側)

ホイールの表面からタイヤを外していく

タイヤの表側を上に向け、タイヤレバーを使ってホイールからタイヤを外してきます。

コツは、タイヤを取り外している部分の反対側あたりを足でぎゅーっと踏みながら(上図の左足)作業を進めること。

やってみるとわかりますが、これをやらないとなかなかホイールからタイヤが外れてくれません。

7.ホイールからタイヤを外す(裏側)

裏側のホイールからタイヤを外す

次は、ホイールの裏側からタイヤを外していきます。

この時も先ほどと同様に、タイヤの反対側を足で踏みながら作業を進めていきましょう。

ホイールからタイヤが外れました

お疲れ様でした、これでタイヤの取り外しが完了です。

タイヤ交換の難しいところは、タイヤのビードを上手に落とすところなので、ここまでくれば、あとは手順通りに新しいタイヤを組み上げていけばOKです。

なお、タイヤが外れているこのタイミングでエアバルブ(約270円/本、カー用品店のピットなどで購入可能)も交換しておくことをおすすめします。

タイヤのエアバルブの交換方法

>>自分で車のタイヤのエアバルブを交換する方法

8.タイヤの取り付け(表側)

タイヤの取り付け

さあ、続いてはタイヤの取り付けです。

タイヤを下に敷き、ホイールの表面を下に向けて置きます。

タイヤレバーを使って、タイヤをホイールの中に入れていきましょう。

タイヤの取り付けはタイヤの取り外しより簡単なので、このあたりは順調にできると思います。

9.タイヤの取り付け(裏側)

タイヤの取り付け(裏側)

今度はタイヤの表面を上に向け、ホイールの中にタイヤのビードを入れていきます。

ホイールにタイヤを取り付けることができました

これで、ホイールにタイヤを取り付けることができました。

10.タイヤに空気を入れる

タンクつきのエアーコンプレッサーで組み換えたタイヤに空気を入れる

最後にタイヤに空気を入れればタイヤの組み換え完了です。

ただし、シガーライターから電源を取るような家庭用の小さな空気入れだとうまくビードが上がりませんので、タンクつきのエアーコンプレッサーなどで空気を入れましょう。

私の場合は、いつも使っているガソリンスタンドで空気入れを借りてやってます。

>>【素人向け】タイヤのビード上げの具体的な方法

ちなみに、タイヤの空気を入れた後に空気を抜いて、もう一度空気を入れ直すとビードのねじれがなくなってタイヤバランスが良くなりますので、ご参考まで。

タイヤの処分について

廃タイヤの処分

取り外したタイヤは、不燃物として市のゴミ回収では改修してくれないところがほとんどだと思います。

タイヤを販売しているお店やタイヤ交換のサービスをしているガソリンスタンドなどで引き取ってもらいましょう。

ちなみに、私がいつも利用しているガソリンスタンドは一本あたり300円で処分してくれます。

最後に一言

今回は、タイヤレバーを使って自分でタイヤを手組みする方法についてお話しました。

タイヤを手組みする場合、馴れているとタイヤレバーだけでもタイヤのビードを外すことができますが、初めての場合はなかなかビードが外れず困ってしまいますので、今回紹介したようなビードブレイカーを自作しておくのが良いかも知れません。

また、今回はホイールのバランスを取っていませんが、必要がある場合(高速走行でハンドルがぶるぶる震えるなど)はディーラーなどに持ち込んでバランスを取ってもらいましょう。

バランス取りは、一本あたり1000~1500円ぐらいでやってくれると思います。

これまでの経験からいくと、一般道メインの場合はバランスをとらなくてもハンドルがブルブルする事はなく、高速道路ですこしそれを感じる程度です。

タイヤ交換したときにでも、その辺の道をかる~くその流してバランス取りが必要かどうか確認してくださいね。

ちなみに、自分でタイヤバランスを取る方法はこちらにまとめてありますので、参考にしてみてください。

>>自分でクルマのタイヤのバランスを取る方法まとめ

なお、どうしても自分でタイヤを組み替えることができなかった場合は、プロにお願いすることになると思います。

そんな場合の持ち込みタイヤの組み換え工賃が安いお店の探し方のコツについては、こちらの記事で紹介していますので、ご参考まで。

>>【持ち込みタイヤ】組み換え料金が安いお店の探し方

それでは!



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