【工賃節約】自分で車のタイヤを交換(着脱)する方法

【STEP6】タイヤを取り付ける

次はいよいよタイヤの取り付け作業に入っていくのですが、注意点が一つあります。

それはタイヤに回転方向が記載されている場合、向きを間違えないようにすることです。

タイヤに記載されている回転方向をみる

例えば、上のようなタイヤの場合、反時計回りに回転するように取り付ける必要がありますので、取り付ける位置は車の左側ということになります。

タイヤの回転方向に気をつける

タイヤの回転方向を間違ってしまうと、もう一度タイヤを外して付け替えなければならないので、この段階でどのタイヤを車のどの位置に取り付けるのか確かめておくことをおすすめします。

タイヤの取り付け位置を確認したら、タイヤを取り付けていきましょう。

ホイールを外した後のホイールハウス

ちょっと力が入りますが、タイヤを両手で持ち上げながらハブボルトがホイールの穴に入るようにタイヤを取り付けていきます。

タイヤを持ち上げてハブボルトの上に乗せる

タイヤがハブボルトにはまったら、ホイールナットを取り付けていきます。

ナットを手で締付けていく

その際、手と膝などを使ってタイヤの上側と下側を軽く車体側に押さえつけながらやってあげると、うまくホイールナットを楽に締め付けることができると思います。

すべてのナットを手締めした状態

【STEP7】ホイールナットを規定トルクで締め付ける

手でホイールナットを締め付けることができなくなったら、ホイールレンチを使って全てのナットを”軽~く”時計回りに締付けておきます。

ナットを軽く締付ける

この時、ホイールも一緒に空転してしまって完全に締め付けることができないと思いますが、それでOKです。

全てのナットをホイールレンチを使って軽く締付けることができたら、ジャッキを少しだけ下げ、タイヤを少し地面に押し付けていきましょう。

タイヤが地面に接するところまでジャッキを下げる

こうやってタイヤを地面に押し付けることによって、ホイールナットを締め付ける時のタイヤの空転を防ぐことができます。

そして、ここからホイールナットを本締めしていくのですが、どのぐらいの力でナットを締付けるのかという点が重要になってきます。

なぜなら、ホイールナットの締付けトルクが弱い場合は走行中に振動などでナットが緩んできてタイヤが外れてしまう可能性がありますし、逆に締付けトルクが強すぎる場合はハブボルトのねじ山を痛めてしまう場合があるからです。

出典)NOAH取扱書|TOYOTA

自動車屋さんなど仕事でタイヤ交換をしている人の場合、トルクレンチという締付けトルクを管理できる工具を使ってナットの締め付けトルクを管理しています。

トルクレンチの締め付けトルクを車の取扱説明書に記載の規定トルク値(今回のノアの場合は105N・m)にセット(黒い取っ手の部分を回して数字を規定トルクに合わせる)し、「カチッ」と音がするまでホイールナットを締め付けていきます。

車のタイヤ交換で使うトルクレンチ

トルクレンチを使ってタイヤのナットの締付けトルクを管理

ホイールナットを締め付けていく順番は、緩めたときと同じように、以下のような順番で締め付けていきましょう。

5穴の場合(普通車など)

出典)NOAH取扱書|TOYOTA

4穴の場合(軽自動車、コンパクトカーなど)

出典)パッソ取扱書|TOYOTA

このようにトルクレンチを使ってホイールナットの締付けトルクを管理していれば、基本的にはホイールナットが緩んできたりすることはなくなりますので安心です。

ちなみに、一般的な締付けトルクは、普通車クラスでだいたい100〜120N·mぐらいで、軽自動車の場合なら80〜100N·mという感じでOKですが、念のため自分で締付けトルクの値を調べておいてくださいね。

ホイールナットを締め付けることができたら、ジャッキを取り外し、他のタイヤも同様の手順でタイヤ交換していきましょう。

【STEP8】ホイールキャップの取り付け方

ホイールキャップを取り付けるには、まず、ホイールキャップには空気入れバルブ用の切り欠きバルブが来るようにホイールキャップをセットします。

ホイールキャップの切欠きにバルブが来るにようにセットする

あとはホイールキャップを正面からホイール側に手でドンドンと叩きながら押し込んでいくだけでOKです。

ホイールキャップを押し込んで取り付ける

【STEP9】テスト走行&ナット緩みの確認

タイヤ交換の最後のステップは、テスト走行とナットの緩み確認です。

鉄製のホイール(てっちんホイール)に交換した場合、規定トルクでナットを締付けておけばそれが緩んでくることはほとんどないのですが、アルミホイールに交換した場合、稀に規定トルクでナットを締付けていても、初回だけナットが緩んでくる時があります。

一度やってみると分かりますが、このナットの緩みは4本ともタイヤ交換した場合、3~4つぐらいのナットは少し緩んでいるというぐらい頻繁に起こる現象です。

ちょっと面倒なように感じますが、タイヤ交換が終わった後、自宅の周りをゆっくりと走行しホイールナットが緩んでいないかしっかりと確認しておきましょう。

その確認が終わったら、タイヤ交換は完了です。

お疲れ様でした。

最後に一言

今回は、【工賃節約】自分で車のタイヤを交換(着脱)する方法についてお話しました。

最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえばあっという間にタイヤ交換できるようになってきますよ。

取り外したタイヤの劣化を防ぎながら上手に長期保管する方法については、こちらの記事にまとめてありますので、興味のある方は是非どうぞ。

>>スタッドレスや夏タイヤの劣化を防ぐ保管方法と5つのポイント

それでは!